AIのおかげで、遠回りする余裕ができました。|AIと働く #10

AIとともにCloudflare Pagesとレンタルサーバーを行き来し、遠回りから学びを得る様子を表現したアイキャッチ AIと働く
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最近、自社サイトをレンタルサーバーからCloudflare Pagesへ移し、その後またレンタルサーバーへ戻しました。

こう書くと、

「結局、元に戻ったんだ。」

そう思われるかもしれません。

でも私にとっては、この遠回りが大きな学びになりました。

今回はCloudflare Pagesの設定方法を紹介する記事ではありません。

AIと一緒に仕事をするようになって、遠回りとの向き合い方が変わった。

そんな話です。

まずは自分のサイトで試しました。

きっかけは、お客様のサイトをCloudflare Pagesで公開する仕事があったことでした。

いきなり本番で試すのは少し不安です。

それなら、まずは自分のサイトで試してみよう。

そう考えて、自社サイトをCloudflare Pagesへ移しました。

AIに相談しながら進めると、移行は思っていたより順調でした。

「これなら、お客様のサイトも同じ手順で進められそう。」

そう思っていました。

同じ手順では、うまくいきませんでした。

そこで今度は、クライアントサイトも同じように設定を進めようとしました。

Cloudflare Pagesでは、お問い合わせフォームから送信されたメールを届ける仕組みとして、Resendというサービスを利用します。

「さて、Resendを登録して……。」

そのときでした。

あれ?無料では2社分使えない。

自社サイトですでに無料枠を使っていたため、クライアントサイトでも利用するには、有料プランへ変更するか、アカウントを分ける必要がありました。

何十社も運用するなら、Resendへ課金してまとめて管理する方が効率的だと思います。

でも今回は、自社サイトとクライアントサイトの2社だけ。

無料で使うには、サイトごとにアカウントを分けて管理する必要があります。

それは少し手間がかかります。

かといって、課金するほどでもない。

そこで、自社サイトは元のレンタルサーバーへ戻すことにしました。

自社サイトを戻したことで、Resendの無料枠はクライアントサイトで使えるようになります。

今回の環境では、これが一番シンプルな方法でした。

正解は、一つではありませんでした。

今回気づいたのは、

Cloudflare Pagesが悪いわけでも、

Resendが悪いわけでもないということです。

環境が変われば、最適な答えも変わります。

何十社も運用するなら、Cloudflare PagesとResendの組み合わせは、とても魅力的だと思います。

でも今回は、自社サイトとクライアントサイトの2社だけ。

だから、レンタルサーバーへ戻すという選択になりました。

実際に試してみたからこそ、それぞれの向き・不向きがよく分かりました。

遠回りには、ちゃんと意味がありました。

昔の私は、

できるだけ失敗しない方法を探していました。

正解だけを選んで、

最短ルートで進みたい。

そんなことばかり考えていました。

でも今回、実際に試してみたことで、本や記事を読んでいるだけでは分からなかったことがたくさん見えてきました。

そして、もう一つ気づいたことがあります。

うまくいった方法は、環境が変われば再現できないことがあります。

でも、うまくいかなかった理由は、意外と次の仕事でも役に立ちます。

「この方法は、今回はやめておきましょう。」

そう提案できるのも、一つの経験です。

仕事では、できる方法を知っていることと同じくらい、やらない方がいい方法を知っていることにも価値があると思いました。

AIのおかげで、遠回りする余裕ができました。

AIは、遠回りをなくしてくれたわけではありません。

今回も結局、元のレンタルサーバーへ戻っています。

でも、遠回りにかかる時間は驚くほど短くなりました。

分からないことを相談する。

エラーの原因を一緒に探す。

別の方法を提案してもらう。

以前なら何週間、あるいは何か月も悩んでいたことが、今では数日で試せます。

だから最近は、

「失敗したらどうしよう。」

ではなく、

「まず試してみよう。」

と思えるようになりました。

AIがくれたのは、正解ではありません。

遠回りしても大丈夫だと思える、心の余裕でした。

遠回りして、ようやく分かることがあります。

遠回りして初めて見える景色があります。

理解するためには、一度は通らなければならない道もあります。

AIは、その道をなくしてくれる存在ではありません。

一緒に歩きながら、その道のりを短くしてくれる存在です。

だから私は、これからも正解を探すだけではなく、まず試してみようと思います。

その遠回りは、きっと次の仕事で誰かの役に立つ経験になるはずです。

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