AIと仕事をするようになって、一つ気づいたことがあります。
毎日、少しずつレベルアップしている感覚があるんです。
ゲームみたいだな、と。
もちろん、現実なので派手な演出はありません。
でも、新しいことができるようになるたびに、「経験値が入ったな」と思う瞬間があります。
最初は、レベル1でした。
GitHubって何だろう。
ターミナルって怖そう。
エラーが出たら終わり。
少し前まで、本当にそんな状態でした。
今までデザインは20年以上やってきました。
でも、Web制作となると話は別です。
知らない言葉ばかり。
分からないことばかり。
毎日が新しいダンジョンでした。
正直、心が折れる日もあります。
「AIがあれば何でもできる。」
そんなイメージを持たれることがあります。
でも、実際はそんなに甘くありません。
デザインが崩れる。
原因が分からない。
何時間調べても直らない。
「もう今日はやめようかな。」
そう思う日もあります。
普通に落ち込みます。
画面を閉じたくなることだってあります。
でも、一人ではありません。
以前なら、そのまま諦めていたかもしれません。
でも今は違います。
「一つ前の状態に戻してみましょう。」
「エラーメッセージを見てみましょう。」
「原因を一つずつ消していきましょう。」
AIは、そんなふうに一緒に考えてくれます。
もちろん、最初から正解を教えてくれるわけではありません。
AIも勘違いします。
私の説明が足りなくて、まったく違う方向へ進むこともあります。
それでも、一歩ずつ前へ進める安心感があります。
楽しいのは、知らないことを知れること。
AIを使っていて一番楽しいのは、
仕事が速くなることではありません。
知らなかった世界が、少しずつ見えてくることです。
GitHub Pages。
Unicode。
GitHub Actions。
少し前まで名前も知らなかったものが、
今では少しずつ理解できるようになってきました。
もちろん、まだまだ分からないことだらけです。
でも、
「昨日より分かる。」
その感覚が、とても楽しいんです。
AIは、経験値をくれるわけではありません。
ゲームで経験値がもらえるのは、
敵を倒したときです。
でも現実では、
経験値になるのは失敗かもしれません。
思い通りにいかなかった時間。
何度もやり直した時間。
「あっ、そういうことか。」
と理解できた瞬間。
そういう一つひとつが、自分の経験になっています。
AIは代わりにレベルアップしてくれません。
レベルが上がるのは、いつも自分です。
だから、また新しいことを試したくなる。
昔の私は、
「失敗したらどうしよう。」
と考えることの方が多かった気がします。
でも今は、
「ちょっと試してみよう。」
と思えるようになりました。
うまくいけばラッキー。
失敗しても経験値。
そう考えられるようになったのは、AIのおかげかもしれません。
AIと働く毎日は、RPGみたいだ。
AIは、最強の武器ではありません。
全部やってくれる勇者でもありません。
困ったときに相談できる仲間だったり、
攻略のヒントをくれる先生だったり。
そんな存在です。
だから今日も、
新しいダンジョンに入るような気持ちで、
知らないことに挑戦しています。
きっとまた失敗すると思います。
たぶん、心も折れます。
でも、そのたびに少しだけ経験値が増えて、
昨日の自分より、ほんの少し強くなっている。
そんな毎日が、私は結構好きです。

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