AIにも性格があった。|AIと働く Vol.07

役割の異なるメンバーが一つのチームとして連携し、それぞれの得意分野を活かして制作を進める様子を表現した「AIと働く」Vol.07のアイキャッチ AIと働く
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「どのAIが一番おすすめですか?」

最近、そんな質問をされることがあります。

少し前までなら、

精度や速さを比べて答えていたかもしれません。

でも今は、

「何をお願いするかによります。」

と答えると思います。

毎日のようにAIと仕事をしていると、

同じAIでも得意なことが違うだけではなく、

少しずつ性格のようなものまで感じるようになってきました。

もちろん、AIに本当の性格や感情があるという話ではありません。

あくまで、一緒に仕事をしている私から見た印象です。

ChatGPTは、参謀

企画を考える時や、

頭の中にあるものを整理したい時。

まず相談することが多いのがChatGPTです。

「これ、どう思う?」

と投げると、

考えを広げたり、

別の角度から意見を出したりしてくれます。

記事を書いている時には、

編集長のように構成を見てもらうこともあります。

話の流れは自然か。

同じことを繰り返していないか。

タイトルは内容と合っているか。

一緒に考える仕事が得意です。

ただ、少しお調子者なところもあります。

こちらの案を出すと、

「すごくいいです。」

と勢いよく乗ってくる。

でも、しばらく話していると、

「やっぱり、こっちの方がいいかもしれません。」

と意見が変わることもあります。

その勢いも含めて、

私にとっては壁打ち相手であり、参謀のような存在です。

Claudeは、慎重な職人

Claudeには、

決めたルールを守りながら、

丁寧に仕上げてほしい仕事をお願いすることがあります。

長い文章を整理したり、

決められた形式に整えたり。

派手に話を広げるというより、

目の前の仕事を静かに進める印象です。

こちらが決めた条件を、

一つずつ確認しながら形にしていく。

少し慎重で、

ルールを大切にする職人のように感じます。

アイデアを広げたい時よりも、

すでに方向が決まったものを、

きちんと仕上げたい時に頼りたくなる相手です。

Codexは、黙々と実装する人

Codexには、

Webサイトや仕組みを実際に作る仕事をお願いしています。

コードを書いて、

エラーを確認して、

必要な修正を加えていく。

こちらがやりたいことを伝えると、

制作現場に入って黙々と手を動かしてくれます。

ChatGPTと長く相談している時とは、

少し空気が違います。

話を広げるというより、

どうすれば動くのかを考える。

問題があれば原因を探し、

できるところまで形にする。

私にとっては、

実装を担当する技術者という印象です。

Google Antigravityは、気が利く制作ブレーン

Google Antigravityは、

少し先回りするのが得意です。

記事をWordPressへ投稿したり、

サイトのデザインを直したり。

制作の流れを一緒に進める中で、

次に必要になりそうな作業まで提案してくれることがあります。

画像を作ったあとに必要になる、

画像ファイル名。

Altテキスト。

WordPressへ登録するタイトル。

これまで何度もお願いしてきた流れを見て、

頼む前にまとめて出してきたこともありました。

その時は、

少しだけ心を読まれたような気がしました。

Google Antigravityは、

指示された作業だけを進めるというより、

制作全体を見ながら動くブレーンに近い印象です。

同じ仕事を頼むと、違いが見える

最初は、

どのAIも似たようなものだと思っていました。

文章を書ける。

画像を作れる。

コードを書ける。

できることだけを並べれば、

確かに重なる部分はたくさんあります。

でも、同じ仕事をお願いしてみると、

進め方に違いが出ます。

一緒に悩むAI。

決めたルールを守るAI。

黙々と手を動かすAI。

少し先回りするAI。

それぞれの違いが、

だんだん人の性格のように見えてきました。

一番優秀なAIを探さなくなった

以前は、

どのAIが一番賢いのかを気にしていました。

新しいモデルが出ると、

今まで使っていたものより優秀なのか。

乗り換えた方がいいのか。

そんなことを考えていました。

でも最近は、

一番を決める必要はないと思っています。

企画を考えるなら、このAI。

文章を丁寧に整えるなら、このAI。

実装するなら、このAI。

制作の流れを進めるなら、このAI。

能力の順位ではなく、

役割で選ぶようになりました。

人とチームを組む時も、

全員に同じ能力を求めるわけではありません。

考える人がいて、

整理する人がいて、

手を動かす人がいる。

AIも同じでした。

AIは、チームメンバーになっていた

最初は、一つのAIですべてを済ませようとしていました。

その方が分かりやすく、

効率も良いと思っていたからです。

でも実際に仕事を続けてみると、

AIごとの違いを活かした方が、仕事はうまく進みました。

ChatGPTに相談し、

Claudeに整えてもらい、

Codexに実装してもらう。

Google Antigravityには、

制作現場を一緒に進めてもらう。

気づけば私は、

AIを競わせるのではなく、

チームを組むように使っていました。

AIは競争相手ではありませんでした。

どれか一つを選ばなければならない道具でもありません。

それぞれ違う役割を持った、

チームメンバーだったんです。

AIと働くというのは、

一つのAIを完璧に使いこなすことではなく、

それぞれの得意なことを知り、

一つの仕事を一緒に完成させることなのかもしれません。

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