AI時代だからこそ、あえて非効率を選ぶ。|AIと働く Vol.05

夕暮れの田んぼ道を親子で歩きながら、効率よりも思い出に残る時間の価値を表現した「AIと働く」Vol.05のアイキャッチ AIと働く
スポンサーリンク

先日、息子とカブトムシを捕りに行きました。

目的地までは、国道を通るのが一番早そうです。

私は迷わず、

「こっちの方が近いよ。」

と言いました。

すると息子は、

「でも、こっちの方が楽しい。」

そう言って、畑道へ進みました。

少し遠回りです。

でも歩いていると、虫の声が聞こえたり、田んぼを渡る風が気持ちよかったり。

結果的に、その道の方が思い出に残りました。

その時、ふと思ったんです。

「ああ、この子は効率じゃなくて楽しさを選んだんだな。」


効率化は、これからもっと進んでいく

最近は「コスパ」や「タイパ」という言葉をよく耳にします。

そしてAIの登場で、仕事の効率化はさらに加速しています。

私自身も、AIのおかげで仕事のスピードは以前とは比べものにならないくらい速くなりました。

だから私は、仕事では効率化を積極的に取り入れたいと思っています。

同じ成果なら、短い時間で終えられる方がいい。

それは間違いなく大きな価値です。

でも、その一方で思うことがあります。

効率だけでは説明できない時間もある、ということです。


経済合理性では説明できないもの

例えば、AIなら絵を描けます。

それでも私は、ときどき自分で筆を持ちます。

音楽もそうです。

打ち込みで曲は作れます。

それでもギターを弾く人はいます。

料理も、効率だけを考えれば完全食で十分かもしれません。

それでも時間をかけて料理を作る人がいます。

どれも経済合理性だけでは説明できません。

理由は、とてもシンプルです。

好きだから。

楽しいから。

夢中になれるから。


AIが時間を返してくれる時代

AIが仕事を効率化してくれる。

だからこそ、人は「何を効率化しないか」を選べるようになりました。

仕事はAIに任せる。

空いた時間を、また仕事で埋めてもいい。

趣味に使ってもいい。

家族との時間に使ってもいい。

その選択肢が増えたこと自体が、AIの大きな価値なのかもしれません。

効率と非効率は、対立するものではありません。

仕事では効率を求める。

でも人生では、あえて遠回りを選ぶ。

そんな選択もできるようになったのです。


私が残したい「非効率」

AIは仕事を速くしてくれます。

でも、人間らしさまで速くする必要はないと思っています。

だから私は、効率化できるところはAIに任せます。

その代わりに、

  • 絵を描くこと。
  • ギターを弾くこと。
  • 子どもと遠回りすること。

そんな少し非効率な時間を、これからも大切にしたいと思います。

AI時代だからこそ、

「何を効率化するか」だけではなく、

「何に、あえて時間を使いたいのか。」

その選択が、その人らしさになっていくのかもしれません。

コメント

タイトルとURLをコピーしました