AIは空気を読んでくれる…と思っていました。
今回はそんな思い込みによる反省回です……
GitHub Pagesを使うようになってから、公開前のサイト確認がとても楽になりました。
URLを送るだけで、クライアントにも実際のサイトを触ってもらえる。
スクショを何枚も撮る必要もありませんし、画面共有の時間を合わせる必要もありません。
これはかなり便利でした。
でも、実際に運用してみると新しい悩みが出てきます。
「クライアントごとに、見せる内容を変えたい。」
実績の掲載許可を取りたい
制作したデザインは、実績として自社サイトに掲載することがあります。
もちろん、勝手に載せるわけにはいきません。
公開前にクライアントへ確認を取り、「この内容なら掲載して大丈夫ですか?」と見てもらう必要があります。
ただ、ここで困ったことがありました。
A社にはA社の実績だけを見せたい。
B社にはB社の実績だけを見せたい。
他社の実績まで見える状態にはしたくありません。
そこでGitHub Pagesの中に、
/v2/
/v3/
のような確認ページを作ることにしました。
Google Antigravityにお願いしてみた
今回お願いしたのは、いつも開発・実装をお願いするAI「Google Antigravity」です。
「クライアントごとに確認ページを作りたいです。」
そう伝えると、すぐに提案を返してくれました。
「では、トップページに一覧を作って、そこからV2やV3へ移動できるようにしましょう!」
……
え?
一瞬「なるほど」と思ったんですが、すぐに違和感がありました。
それ、見えちゃうじゃん
一覧ページがあるということは、
A社の担当者がB社向けのページも見つけられてしまいます。
もちろん、Gアンの提案は間違っていません。
複数のページを管理するなら、とても自然な設計です。
でも、今回やりたかったこととは少し違いました。
足りなかったのは説明だった
ここで気づきました。
Gアンが勘違いしたというより、自分の説明が足りなかったんです。
自分は、
「確認ページを分けたい」
としか伝えていませんでした。
でも、本当に伝えたかったのは、
「クライアントごとに、個別のURLだけを送りたい」
ということ。
目的まで伝わっていなかったんです。
改めて伝えてみる
そこで、もう少し詳しく説明しました。
「一覧ページはいりません。」
「V2とV3を行き来するリンクも不要です。」
「A社にはA社のURLだけ送れれば十分です。」
するとGアンもすぐに理解してくれました。
トップページには何も作らず、
各ページを独立したURLとして管理する。
とてもシンプルな構成です。
AIは「何を作るか」が分かると、一般的に使いやすい形を提案してくれます。
でも、今回のように「誰のために」「何のために」まで伝えると、提案そのものが変わることがあります。
AIへの指示は、作るものだけでなく目的まで伝えるのがコツです。
AIは目的までは読めない
最近は「AIなら何でもやってくれる」と言われることがあります。
でも実際に使っていると、そうではありません。
AIはとても優秀です。
だからこそ、こちらの目的を少し勘違いすると、その勘違いのまま完成度の高いものを作ってくれます。
今回のやり取りは、まさにそんな出来事でした。
まとめ
今回はWeb制作というより、AIとのコミュニケーションについて学んだ回でした。
「確認ページを作りたい」
ではなく、
「クライアントごとに、他のページを見せずに確認してもらいたい」
ここまで伝えて、初めて同じゴールを見ることができました。
AIとの仕事は、一発で正解を出してもらうものではありません。
会話をしながら、お互いの認識を少しずつ合わせていく。
そんな付き合い方が、一番うまくいく気がしています。

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