今回は、こんなものを作ってみました。
CSVをアップロードすると、住所を読み取って地図にしてくれるWebアプリです。
中学生の子どもがいます。
そろそろ高校選びを考え始める時期になりました。
偏差値だけでなく、通学時間や部活動など、気になることはたくさんあります。
でも私は、この地域の出身ではありません。
高校名を見ても、「どこにあるんだろう?」という状態でした。
設置される条件に合う高校だけを地図で見られたら分かりやすいかもしれない。
そんな思いつきから、この実験が始まりました。
最初は画像生成AIにお願いしました
最初は単純に、
「高校を地図にして。」
とお願いしました。
出てきたのは、それらしい地図です。
同級生も学校の場所が違います。
駅も道路も違います。
つまり、本物の地図ではなく、地図っぽいイラストだったんです。
ここで、「そういうことか」と気付きました。
AIは地図を描いているのではなく、地図らしい絵を描いていたんですね。
ChatGPTとCodexで役割分担
そこでChatGPTに相談しました。
「本物の地図は作れないの?」
すると提案してくれたのは、CSVを使う方法でした。
学校名と住所を一覧にしたCSVがあれば、本物の地図として表示できます。
高校名や住所の一覧も、ChatGPTがCSVにまとめてくれました。
そのCSVを使ってWebアプリを作る部分は、今回はCodexにお願いしました。
普段はGoogle Antigravityを使うことが多いのですが、いろいろなコーディングAIも試してみたかったからです。
数分後には、CSVを読み込んで地図を表示するWebアプリが完成しました。
その後、GitHubで管理し、Streamlit Community Cloudへ公開。
思っていたよりずっとスムーズに、誰でも使えるアプリになりました。
高校だけじゃありませんでした
公開したあと、ふと思いました。
「これ、高校以外でも使えるんじゃない?」
試しにChatGPTへ、
「〇〇駅から徒歩5分以内で、グルメサイト評価★3以上のラーメン店を住所付きでCSVにして」
とお願いしてみました。
そのCSVを読み込むと、今度はラーメンマップが完成。
CSVを入れ替えるだけで、まったく違う地図になります。
営業先でも、病院でも、観光スポットでも同じです。
CSVで一覧にできるものなら、自分だけのオリジナルマップが作れることが分かりました。
今回学んだこと
今回一番の発見は、地図アプリを作れたことではありません。
AIにも、それぞれ得意なことがあります。
画像生成AIは、地図のような絵を作るのが得意。
ChatGPTは、必要な情報を整理してCSVを作るのが得意。
Codexは、そのCSVを動くアプリにするのが得意。
一つのAIに全部任せるのではなく、役割を分けることで、できることが一気に広がる。
そんなことを実感した実験でした。
まだまだ改善できそうです
今はChatGPTでCSVを作ってから、このアプリに読み込ませています。
底は、本当はもっと簡単にしたい。
例えばアプリの中で、
「〇〇駅から通いやすく、偏差値55〜65でテニス部がある高校。」
あるいは、
「〇〇駅から徒歩5分以内で、グルメサイト評価★3以上のラーメン店。」
そんな条件を入力するだけで、AIがCSVを作り、そのまま地図まで表示してくれたら便利ですよね。
今すぐ取りかかる予定ではありませんが、少しずつ育てていきたいと思っています。
目指すのは、一度作って終わりではなく、本当に使いたくなるプロダクトです。
その前に、次の実験も待っています。
AIとMCPを使って、FigmaやIllustratorはどこまで変わるのか。
また、新しい実験を始めてみようと思います。
CSVがあれば、自分だけの地図が作れます
このアプリは高校専用ではありません。ChatGPTに「〇〇駅近くのカフェを住所付きでCSVにして」「営業先をCSVにまとめて」などとお願いすれば、そのまま地図として表示できます。CSVを作るAIと地図アプリを組み合わせることで、いろいろなオリジナルマップが作れます。
高校選びがきっかけで生まれたこのアプリですが、
もし同じように進路探しで悩んでいる親御さんがいたら、
ぜひ一度使ってみてください。
少しでも親子で高校選びを考えるきっかけになればうれしいです。

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