仮想通貨を始めて約1年、初めて詐欺に遭いました。被害額は1万5千円程度……なかなかの勉強代となりました
だまされた事はショックですが、仮想通貨に詐欺はつきもの!ミスから学び、同じ失敗を繰り返さない事が重要
ということで、今回の詐欺プロジェクトに参加したきっかけや詐欺に引っかからないための注意点をまとめました
自分の失敗を、あなたの防御力アップにぜひ役立ててください!
詐欺手口は「ラグプル」
今回だまされたプロジェクトは『Metabotz』という放置系BCG(プロックチェーンゲーム)です。最初にロボットのNFTを購入し、あとは1日に数回だけ働いているかをチェックするだけです
放置するだけで稼げるって、すでにあやしい感じがありますが……同じような放置系BCGでしっかりと運営されているものはいくつもあります
そして今回の詐欺手口は「Rug Pull(ラグプル)」とよばれるもの。資金を集めるだけ集めて、ある日突然お金を持って運営が姿を消します
敷き物(Rug)の上にお金を集めて、集まったらスッと引いて(Pull)持っていく……言い得て妙。単純な手口だけに、仮想通貨業界ではよくある詐欺です
ブロックチェーンの匿名性とも悪い意味で相性がよく、被害者は泣き寝入りしかできないのが現状です
詐欺プロジェクトに参加した経緯
歩くだけで稼げるBCG「STEPN」も下火になっていたので、次の仕込み先をと考えていた時……Twitterで盛り上がっているMetabotzを発見
放置系BCGが流行っていたこともあり、参加の検討を始めました
参加を決めた理由は以下の3点
- Discodeに参加。日本人の参加者も多く、運営からのアナウンスもこまめ。コミュニティの盛り上がりは問題なし
- WEBサイトも作り込まれており、プロジェクトの本気度を感じる
- 他のプロジェクトに比べると初期投資額も安い方で、原資回収も2週間程度と早い
そして最後は、ロボットが20%OFFで購入できるキャンペーンにつられ……まんまと購入
そして、プロジェクトは消えた…
購入して10日後。予定通りとまではいかないものの、半分程度は回収。ただし換金はゼロ
まわりでも、まもなく原資回収ができそうな人がチラホラ出てきました
が、ここから運営のあやしさが加速
- サーバダウンが増え、稼げない状態が頻発
- 換金がうまくいかないトラブルが発生
ただし運営からのアナウンスは前向きな発言が多く、キャンペーン情報も追加発表されていたため、もう少し信じてみようと思わされました
今思えば、換金させず、さらに追加の投資金を集める時間稼ぎだったんですね
プロジェクトは以下の流れで消えて行きました。3日間くらいの出来事だったと思います
- いつものようにサーバがダウン
- 運営よりサーバメンテナンスのアナウンス
- サイト自体が消える
- プロジェクト資金が他のウォレットに移される
- Discodeを含め、コミュニティを全て閉鎖
そして仲間たちのTwitterコメントで詐欺だったと気づく……The END
詐欺にあわないための今後の対策
今回は圧倒的に調査不足が原因でした
最低でもは下記2点は調べるべきでした
- 運営陣の素性
- プロジェクトに出資している投資会社
STEPNの成功で、少なからず調子に乗っていたという点も否めません
もう少し注意していたら、あやしいと感じるタイミングで抜けられたと思います
まとめ
ラグプルという手法はかなり多く、仮想通貨投資の上級者でも経験者は多く見うけられます
さらに運営が詐欺をするつもりがなくてもプロジェクトがうまくいかず、結果的にラグプルになってしまうケースもあります
仮想通貨投資はまだまだ玉石混交なので仕方ありません。だからこそおいしい投資があるのも事実
避けられる詐欺はさけるべきですが、失敗をおそれるあまりに投資機会を損なってしまうのも考えもの
今回のリサーチ不足は反省点ですが、これからもヒヨらず攻めていきたいと思います!
コメント