仮想通貨投資は怖いというけど、日本円は怖くない?

暗号通貨と日本円 仮想通貨・DeFi
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今年から仮想通貨投資を始めました

なぜ始めたかというと、日本円だけを持っているのが怖くなったからです

いやいや、仮想通貨の方が危ないじゃん!と、思う方が多いと思います。なんせ日本で仮想通貨を買っている人は10%くらい

9割の人はまだまだ疑っているという状況ですね

確かに相場の乱高下もニュースになる仮想通貨なので、なんとなくリスクの高い印象を持ってしまいます

対して日本円は、ドル/円相場も100円前後と安定している印象があります

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本当に日本円の価値は、今後も安定しているのか?

円だけを持つのが不安になる理由が2つあります

1つ目は成長率の低さ

なぜ日本円を疑うようになったかというと、過去20年で労働者賃金が下がっているのは先進国で日本だけ…という事実を知ったためです

OECD(経済協力開発機構)の調査データによると、ここ20年間でイギリスやアメリカは約1.6倍、韓国は2倍になっています

思い起こせば、物価はものすごいスピードで上がっているのに給料はそれほど上がらない…そんな感覚は薄々感じてました。日用品も高くなりましたよね。20年前のハンバーガーなんて65円でしたもん!

2つ目は無尽蔵に刷られ続けるお金への危うさ

次に日本円だけではなく、ドルなども含めた法定通貨の価値を疑う理由です

そもそもお金のはなぜ価値があるのか?お札や貨幣に金や銀などの高価な素材が使われているわけではありません。素材だけを見れば、紙幣なんか、ただの紙です

1931年までは金本位制といって、お金を発行する代わりにその発行分に見合った金を発行者が保有するという制度がありました。しかしお金の供給が間に合わず、金本位制は廃止されてしまいました

それでは現在は何が、価値を保証しているのでしょう?

答えは国に対する信用です。国が保証しますという約束を、国民や貿易をする国々が信用しているから価値が保たれているのです

では、国に対する信頼が失われたらどうなるのか?

お金の価値は急落し、ハイパーインフレと呼ばれる現象が起きます。直近では2019年にベネズエラで268万%のインフレが起きました

今まで100円で買えていたものが268万円になるというイメージです。もちろん、蓄えていた資産もほとんど無価値になります

…日本でもあり得ないことではありません。事実、物価は上がっていても、生産性が悪いせいで他の国よりも給料が上がっていませんからね

資産を守る方法

というわけで日本円のみを持つということは、未来永劫 日本が破綻することなく信頼を保ち続けると信じることになります

そうあってほしい気持ちはあれど、一国に自分の全財産を任せるのは不安です

リスクを完全に避けることはできませんが、分散することでショックを和らげることはできます

おすすめ資産分散1:海外企業の株式に投資

安定感でいくと、特に米国の優良株を集めたS&P500のインデックス投資などはおすすめです。1923年から始まり約100年間の歴史があります。短期間で切り取るともちろんマイナスの時期もありますが、グラフは常に右肩上がりです。直近30年は年平均10%程度の成長です

しかも米国株は1株から買えるので、数千円から買える銘柄もたくさんあります

日本は100株単位が多いので、安くても数万で高いものは数百万からしか買えない銘柄もあります

まだ証券口座を持っていない方は定番のSBI証券の口座がおすすめです

手数料も安いですし、取り扱う商品も豊富です

おすすめ資産分散2:仮想通貨、特にBTC(ビットコイン)

特にBTCは発行枚数が決まっていることから、デジタルゴールドなんてよばれています

上限枚数は2100万枚。無尽蔵に発行されるお金よりは、価値の保存への信頼が持てるのではないでしょうか

1BTCが500~600万円です。でも安心してください

BTCは少数で買うことができます。ちなみにCoinCheckなら500円から買えるので約0.0001BTCが手に入ります

10分程度で口座が開設できるので、まずは開設だけでもしておくことをおすすめします

まとめ

もちろん、日本円を一部保ち続けることは良いと思います。日本国内で緊急でお金が必要になったときはやはり日本円が便利です

しかし、リスクを抑える基本は分散です。いくら日本が好きでも一点集中は危険です

まずは少額からでいいので分散しておきましょう

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