子供が勉強を自主的にやてくれない、宿題をしなさいと言い続けることに疲れた……。とってもわかります…泣
結論から言うと勉強が楽しいと思える状況を意図的に作ってあげることがポイントです
子どもに限らず、大人だって楽しくないことを自主的には続けられません。仕事だって給料という見返りがあり、頑張ればたくさんもらえるかもしれないという期待を楽しみとして頑張っているはずです。
そうです。勉強自体が楽しなくても、勉強を頑張ることで見返りがあるという状況。つまり勉強をするメリットを作ってあげることが大切です。もちろんお金をあげるわけではありません
また工夫次第では、勉強自体が楽しいという状況をつくこともできますのでポイントをまとめていきます
勉強をするメリットを設定する
子どもの好きな事をさせてあげる
ゲームをでもいいですし、動画を見せてあげる事でもいいです。とにかく勉強が終われば、好きな事ができるという流れを作りましょう。
すでに自由気ままに好きな事をさせてしまっている場合は、勉強をしたらプラス10分追加するなどしてあげましょう
勉強に関心を持つ
実は何かをあげることだけが見返りではありません。
人間には承認欲求というものがあり、自分自身や自分の行動に興味を持ってもらえているといことを喜びに感じ、心が満たされます。例えばSNSで「いいね」をもらうとやる気が出るのと一緒です
つまり親が勉強に関心を持っているという事が伝わると、子どもにとって勉強を頑張る意味ができます。テストでできたところをほめてあげたり、間違っていたところをなぜ間違いなのか一緒に考えてあげる。そこでの気づきにおどろくなど。勉強に取り組む子どもへの関心を伝えてあげましょう
自主的に勉強した時は必ずほめる
先ほどの延長ですが、承認欲求を満たすために積極的にほめましょう
特に自主的に勉強に取り組んだ時は、どんな些細な行動でも見逃さずに必ずほめてあげましょう。始めは、何も言わなくてもノートを出してきた事でもいいですし、鉛筆を一人で削り始めた事でもいいです
ほめられるという経験をする事で、子どもがどの行動が正しい事か理解します。勉強はやって当たり前という気持ちは捨てて、子どもが少しでも自主的な行動をとった時はほめてあげましょう。自主的に勉強をする事はいい事なんだと子どもが理解し、自主性が育まれます
勉強自体を楽しくする
タイムアタックでゲーム感覚に
子どもはゲームが大好きです(…大人もですが)。なので、勉強もゲームのように楽しんで取り組みましょう
簡単にできる方法はケータイのストップウォッチ機能で勉強にかかった時間を計ってあげる事。例えば、算数の計算を30秒で解いてみよう! みたいな感じです。クリアできたら次は25秒という風に次の目標を立てながらゲーム感覚で取り組みます
他には、シール帳を買ってっきて勉強ができたらシールを貼っていくなど。達成感を感じられる仕組みを作ってあげましょう
時間割を作る
勉強が少し楽しく取り組めるようになってきたら、次は時間割を作ってみましょう。ホワイトボードがおすすめですが、なければノートでもOKです
最初は作ってあげても良いですが、慣れてきたら子どもに自ら計画して作ってもらう事で計画性や自主性も育まれます
例えば
(休憩10分)
□ 9時40分から10時10分まで算数
といった感じです
ポイントは2つ。チェックボックスを作る事、少し余裕を持った達成できる時間割にする事
終わったらチェックボックスにチェックを入れる事でゲーム感覚を取り入れられます。また、時間割は達成感を感じてもらう事が目的なので、多少ゆとりのある時間設定にしましょう。集中力は長く持ちませんので休憩時間を入れることも重要です
まとめ
勉強は正直楽しいものではありません。勉強をする事で成長することや、それによって誰かに評価される事が結果的に勉強の楽しみになります
勉強はやって当たり前! という姿勢では子どもにとって勉強するメリットがありません。まずは勉強をすると「ほめてもらえるぞ」「関心を持ってもらえるぞ」「いい事があるぞ」といったポジティブなイメージを持ってもらう事が大切です
余談ですが、先進国の中で日本は「大人になってから勉強しない国ナンバー1」です。平均勉強時間はなんと6分だそうです。そんな勉強の楽しみを知らない大人が「勉強しろ!」と言ったって「なんで?」って思っちゃいますよね
子供が勉強しないのは、大人が学ぶことの楽しさを知らないことも原因だと思います。子どもの勉強を通して一緒に学ぶことの楽しさを感じていけたらステキですね!
自分も勉強してないなぁ……という方は勉強の仕方が自分に合っていないのかも? 難しいことを頑張って覚えることだけが勉強ではありません。テクノロジーが発達した現在、勉強法は多種多様です↓
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