世界最大のNFTマーケットプレイスのOpenSea。ここではイーサリアムのブロックチェーン上でNFTが取引されています
しかし、イーサリアムのガス代が高騰してることもあり。なかなか気軽に取引がしずらくなってきました…
そこでおすすめなのが、Polygonブロックチェーン。出品も購入もガス代が無料です!
問題は購入する場合にPolygonブロックチェーンにETH(イーサ)を入れなくてはいけないんですが、これが結構分かりにく…というわけで順を追ってわかりやすく解説します
手順は以下の3つ。1つずつ詳しく説明していきます
- 国内取引所でETHを購入
- MetamaskにETHを送る
- ETHをPolygonにブリッジする
※2021年9月26日に公開した記事ですが、情報を一部修正・追加して2022年1月8日に再度公開しました。
国内取引所でETH(イーサリアム)を購入
おすすめの国内取引所はスプレッド料金がかからないbitbankです。まだ解説していない方はこちらに開設方法を説明してます↓
ただし投資になれていない人は、Coincheck の方が購入しやすいと思います。スプレッドがあるので少し割高になりますが、数万円程度であればスプレッドも数百円です。開設の仕方はこちら↓
どちらかの口座を開設できたら、ETHを購入しましょう。試しに2、3万円程度から始めるのがおすすめです
少なすぎるとガス代(使用料)だけでなくなってしまいます。安い時間帯をねらっても3000円くらいはかかります
また仮想通貨になれない人は、送金時にアドレスを間違えて紛失するリスクもあります
bitbank(ビットバンク)からMetamask(メタマスク)にETHを送る
ETHを購入できたら、Metamaskに送ります。まだMetaMaskを持ってない方は下記URLからブラウザにインストールしてください
まずはMetaMaskの「イーサリアム メインネット」を選択し、アドレスをコピーしておきます。「0x」から始まる英数字です
今度は取引所の画面です。今回はbitbankの画面で説明します。基本的には他の取引所でも同じ流れになります
右上の人アイコンから「出金」を選択
イーサリアムの横にある「出金」をクリック
「アドレスを追加」をクリックし
「新規追加」をクリック
イーサリアムアドレスの欄に、先ほどMetaMaskでコピーしたアドレスをペースト。二段階認証コードを入れ「追加する」をクリック
二段階認証を登録していない方は「設定」から登録できます
アドレスに間違いがないか確認し「送信」をクリック
登録したアドレスを「アドレスを選択」で選び、「引出数量」を指定したら「引出内容を確認」をクリック
手数料がかかるので、手数料を引いた分が最大額になります
内容を確認し、二段階認証コードを入れたら「出金する」をクリック
最後に登録しているメールアドレスに承認用URLが届くので、そちらをクリック
以上でMetaMaskへの送金は終了です。着金までは数分かかります。はじめての時はこの待ち時間がドキドキします笑
ETHをPolygon(ポリゴン)にブリッジする
最後はイーサリアム ネット上にあETHをPolygonチェーンに移します(ブリッジ)
まずは Polygon のトップページにアクセス。「Connect to a Wallet」をクリックしてMetaMaskと接続をします
MetaMaskを選択
MetaMaskのウィンドウで「次へ」→「接続」。最後に「署名」をクリック。これで接続完了です
次にETHにブリッジする作業です。「Polygon Bridge」をクリック
ブリッジするETHの数量を入れ「Transfer」をクリック。ここでもガス代を引いた分が最大量となります
「Continue」をクリックする。MetaMaskのガス代確認が開きますので、ガス代を確認しそちらも「確認」。時間帯によってかなり違いますので、はじめはいろんな時間帯で試して安い時間を探しましょう
下記の処理中の画面が出ます。数分経つとピースサインの画面に変わります。ウォレットに着金するのはさらに数分かかることがあります
これでPolygonチェーンにETHが入りました。お疲れさまでした。
最後にMetaMaskにETHを表示させる
MetaMaskにPolygonチェーン(Matic mainnet)を追加
MetaMaskにPolygonネットワークを追加します。まずはMetaMaskのネットワークから「カスタムRPC」を選択
下記を入力し「保存」をクリック
ネットワーク名:Matic mainnet新規 RPC URL:https://rpc-mainnet.maticvigil.com/
↓2022/1/8 変更- ネットワーク名:Polygon mainnet
- 新規 RPC URL:https://polygon-rpc.com/ネットワーク名:Matic mainnet
- 新規 RPC URL:https://rpc-mainnet.maticvigil.com/
- チェーンID:137
- 通貨記号:MATIC
- ブロックエクスプローラのURL:https://polygonscan.com/
「Matic mainnet」が追加になっていれば完了です。ちなみにMaticとはPolygonの旧称で、Polygonで発行されているトークン名もMATICです。これがガス代として使用されます
PolygonチェーンにETHを追加
Polygonチェーン(Polygon mainnet)を選択した状態で「トークンの追加」をクリック
下記の「トークン コントラクト アドレス」をコピペする。その下の欄は自動で埋まります。「次へ」をクリック
トークン コントラクト アドレス:0x7ceb23fd6bc0add59e62ac25578270cff1b9f619
WETHというトークンが表示されます。Polygonネットワーク上でETHはWETHと表示されます。ただし価値は全く同じなので、ご安心ください
まとめ
NFTはこれからも大きくマーケットを広げていきそうです。まずはお気に入りを見つけて一点だけでも買ってみることをおすすめします
NFTの魅力への理解度がぐんっと高まります
しかしETHのブロックチェーンでは現状ガス代が高すぎて、手軽に購入することができません。なのでPolygonチェーンにチャレンジしてみてください
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